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目次
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第四編 イシカリの改革とサッポロ
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第七章 在住制とイシカリ在住
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第一節 在住制の成立と展開
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三 在住制に対する疑義
箱館奉行の対応
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このような経過もあったが、
在住制
はそのまま実施に移された。ただ問題となった
在住
頭取等については、安政四年五月に
ムロラン在住
の
高橋三平
、
新家鉄作
、
イシカリ在住
の
酒井和三郎
が頭取に、
イシカリ在住
の
中嶋彦左衛門
が世話役にそれぞれ任命された。また陪臣の
在住
任命に関しては、安政三年三月に、主立った者については、その藩の意志を確認して行うよう箱館奉行から関係先へ達せられた(南部藩
松前
箱館雑記 一九)。