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目次
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第五編 札幌本府の形成
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第三章 殖産興業の扶植
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第四節 金融
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二 民間の金融
三井銀行
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開拓使
委託の兌換証券発行及び官公金出納を取扱った
三井組
は、六年南
大通
西三丁目に出張店を開いた。
開拓使
の兌換証券の処理が終わり、また九年
三井組
は銀行として発足して民間金融を取扱う意図から、南三条に三等出張店として店を移した。十五年には当時札幌の商業の一等地・南一条西一丁目に店を移している。その後三井は二十六年十月、官金を取扱う
日本銀行
の札幌進出に際し、その出張所を
日本銀行
支店に明け渡し、金融機関としては札幌から撤退している。しかし同年九月、三井物産が
北海道
の事業開発を目的に札幌に出張所を開いている。
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写真-9 三井銀行出張店(明治18年頃、北大図)