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目次
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第五編 札幌本府の形成
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第七章 社寺の創基とキリスト教の宣教
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第二節 寺院・説教所等の創立
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二 村落寺院・説教所の設立
日登寺
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本龍寺
と同じ日蓮宗寺院である本寺の創建は、九年春、
琴似村
の日蓮宗信者が前記
妙見堂
の建物を移築し、移民の奉持した清正公像を祀り
清正堂
(参詣堂)としたのに始まる。
三沢日澄
がこれによって布教を行った。すでに十年八月に、「
三沢日澄
宅」での説教届が提出されており(寺院教導書類 道文二四七八)、十三年三月中に説教所を建設したが日澄は十四年に他に移った。その後は
経王寺
住職が兼務していたが、十五年三月創立願を提出し、同十三日付で許可された。当時檀家戸数六〇戸であった。