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都市計画係の公園関係事業

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 都市計画係は、都市計画区域の調査の際、すでに「都市公園比較調」を行っている。また都市計画公園ではないが、昭和十五年から「公園設営」「公園、墓地新設工事」が都市計画係の事業項目として列記されている。それによると、公園設営は毎年の各公園経営のことで、毎年の花壇設置、公園の修繕や手入れが行われている(昭和十五年~二十年札幌市事務報告)。各公園とは実際にどこを指すのか明確でないが、おそらく大通公園中島公園円山公園など明治期に設定された公園であろう。大正期までに札幌では上記三公園に加え山鼻小公園が設置されていたという(札幌市史 政治行政篇)。
 また公園、墓地新設工事は、平岸霊園の新設工事のことで、十三年度から直営起工したが、種々の事情で工事が延期され、十五年度は融雪後から着手し、墓地築造、道路築造、川水工事などを完成した。さらに建築工事は新設される火葬場と一括施工するのが得策であるとして、明年度に繰り越している。十六年は霊園の管理事務所が建築され、十七年からは墓地拡張の工事となったが、全地域の整地、道路の築造、植樹の一部は終了したが、コンクリートが入手困難となり、一部事業を延期した。十八、九年は前年同様で延期し、二十年には一般市民の食糧増産のために霊園の未開地を開放した。一方、都市計画公園関係の調査は、十五年に防空緑地調査が行われている(昭和十五~二十年札幌市事務報告)。