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電車路線とその延長

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 札幌市営当初の営業路線は、表22のとおり八路線であった。車両は定員二六人乗り二一台、四二人乗り四二台、乗車料金は均一料金で片道券六銭、往復券一一銭、他一〇回券五〇銭、二〇回券一円、五一回券二円五〇銭の回数券や、一カ月一円一五銭の通学券があった。
表-22 市営当初の営業路線
路線名起点終点複線延長単線延長軌道総延長
一条線南1西17南 1 東 61哩57鎖395 哩 鎖 3哩34鎖79
円山線南1西17円山村畑180. 68. 001. 56. 00
苗穂線北3西 4苗穂町畑1250. 61. 900. 48. 122. 21. 92
停公線北4西 4中島遊園地1. 44. 613. 09. 22
山鼻線南4西 3山鼻町畑3971. 32. 602. 65. 20
豊平線南4西 3豊平町181. 00. 222. 00. 44
北5条線北4西 4北 5 西191. 22.7862. 45.572
鉄北線北6西 5北18西 50. 75. 451. 70. 90
9.42.9610. 48. 12
1.1哩は約1.6km、80鎖が1哩(1鎖=約20m)
2.円山村畑18は現在の大通西28,苗穂町畑125は苗穂駅前,山鼻町畑397は南17,18西7,豊平町18は豊平3条5,6丁目。
3.札幌市史 政治行政篇』より作成。

 その後の路線延長は、会社時代に敷設工事がほぼ終了していた鉄北線(北6西5~北18西5)を皮切りに、表23のようになっている(昭和二十七年当時の電車路線網は図8のとおり。戦後の延長は北18~24条間である)。
表-23 延長路線
営業開始路線名起点終点複線延長単線延長
昭4.10.20豊平線延長平岸街道豊平駅21鎖
 4.10.24桑園線北5 西15桑園駅33.5鎖
 4.11.10西20丁目線北5 西19大通西1939.2鎖
 6.11.21山鼻西線南1 西15南6 西 74.98km
 7.12.10鉄北連絡線北5 西 5 北6 西 5168m
 9.11. 苗穂線複線化北3 東 7 苗穂駅前
1.1鎖=約20m
2.豊平駅は現・豊平3条9丁目
3.『札幌市史 政治行政篇』より作成。


図-8 電車路線図(札幌市史 政治行政篇より)