新曽コース
- スタート
- 中央図書館 郷土博物館
- ゴール
- 観音寺
- 距離
- 約4.8km
パスファインダー
調べ方案内・戸田
中央図書館・郷土博物館を起点に市内中央部、新曽地区を巡るコース。博物館ではかつて荒川下流域の伝統漁撈に使用された漁撈用具や貴重な文化財を間近で見ることができる。市内では新曽氷川神社だけに見られる市指定天然記念物の「夫婦柿」や、多くの石仏がまつられている新曽下町石仏群などの文化財を巡る。
1中央図書館 郷土博物館
市内図書館の中央館である。読書活動や生涯学習を支援している。3階に郷土博物館、2階にアーカイブズ・センターがあり、郷土の歴史を知ることが出来る。
パスファインダー
調べ方案内・戸田
子供向けしらべかたガイド
2妙顕寺
長誓山安立院と号す。創建は鎌倉時代とされ、日蓮上人の高弟日向上人を招請して開山したと伝えられる。埼玉県指定文化財の「日蓮上人墨跡」や日向上人の筆録「日向記」、市指定文化財の「妙顕寺絵馬群」や「慶長の板碑」がある。(*「慶長の板碑」は、郷土博物館に常設展示中)
パスファインダー
調べ方案内・戸田
子供向けしらべかたガイド
3新曽氷川神社
【夫婦柿】
新曽の氷川神社境内には、10mを超える柿の木があり、「夫婦柿」と呼ばれる。1本の木に細形(雄型)と丸形(雌型)の実がなる珍しいものである。市内ではここにしか見られず、市指定天然記念物となっている。
4金剛院
新義真言宗智山派に属し、観音寺の末寺。新龍山大聖寺と号している。本尊は不動明王。武州足立百不動尊42番となっている。
5新曽下町石仏群
【新曽下町の石仏群】
この石仏群には、14基もの馬頭観音がある。主尊の頭上に宝馬を置くので馬頭観音と呼ばれ、江戸時代以降、主に馬を使う人達により信仰された。戸田は昔から往来の激しい中山道、戸田の渡しがあり、また農耕地も多かったので、馬とは大いに関係があった。
6浅間社
富士山を信仰参拝する富士講(不二道)は、江戸時代に江戸を中心に発展し、多くの庶民の信仰を集めた。この浅間社は、不二道の熱心な信者であった旧新曽村の名主が幕末に建てたのではないかといわれている。
7観音寺
龍宝山愛染院と号し、室町時代の末期に庄和泉守秀永によって中興されたと伝えられる。当寺には、市指定文化財の「観音寺千体仏」、「文禄の石灯籠」、「建長の板碑」、「文正の板碑」がある。また、仁王門は正徳2年(1712)建立、仁王尊は元禄11年(1698)造立の記録がある。(*「建長の板碑」、「文正の板碑」は、郷土博物館に常設展示中)