銚子市デジタルアーカイブ
自然史

動物

銚子漁港のカモメ
銚子漁港のカモメ

丘陵、谷津、平地、砂浜、磯場など生息環境が多様な銚子では、それに伴った多様な動物が生息しています。
大河川・利根川から大地の栄養が注がれる銚子沖は、親潮と黒潮の混合水域でもあり、多様な魚類・貝類・鯨類が集まる世界でも極めて重要な海域となっています。
さらには、太平洋に面した日本列島の中でも、特に突き出た銚子半島はアジアとアメリカの両大陸から様々な種のカモメが飛来する世界屈指のカモメの聖地です。

軟体動物

軟体動物

無脊椎(むせきつい)動物のうち、内臓が外とう膜でおおわれている生き物です。貝やタコの仲間が軟体動物になります。海岸線には磯や砂浜という多様な地形が広がり、沖合では黒潮(暖流)と親潮(寒流)が混ざり合う銚子では多くの種類の貝を見ることができます。

目録をみる

腕足動物

腕足動物

無脊椎(むせきつい)動物のうち、2枚の殻をもち、殻の接続部分あたりから、体の一部(肉茎・肉柄)を外に出している生き物です。二枚貝によく似ていますが全く別の生き物です。

目録をみる

節足動物

節足動物

無脊椎(むせきつい)動物のうち、あしに節がある生き物です。からだが丈夫な殻でおおわれています。昆虫やエビやカニの仲間が節足動物になります。

目録をみる

魚類

魚類

黒潮(暖流)と親潮(寒流)の混ざりあう混合水域で、利根川により陸の栄養が供給されている銚子沖は豊かな漁場となっています。

目録をみる

両生類

両生類

脊椎(せきつい)動物で、子どものとき(幼生)と大人のとき(成体)で姿を変えます。また幼生はえら呼吸、成体は肺呼吸です。カエルやサンショウウオの仲間が両生類になります。銚子の山間の水田や湧水だまりでは絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオが生息していますが、開発により生息地が減少しています。

爬虫類

爬虫類

脊椎(せきつい)動物で、かたいうろこやこうらを持ちます。カメやトカゲ、ヘビなどが爬虫類(はちゅうるい)になります。銚子ではまれにウミガメが座礁、漂着、網にかかったりします。

鳥類

鳥類

脊椎(せきつい)動物で、つばさを持ち、羽毛でおおわれている生き物です。恐竜の獣脚類から進化しました。生息環境が多様な銚子では多くの野鳥が観察でき、特にカモメの越冬地として世界的に有名です。

目録をみる

哺乳類

ほ乳類

豊かな漁場である銚子の沖合には、水棲(すいせい)哺乳類として20種類以上のクジラ類が確認されています。ほとんどのクジラ類は季節的に海洋を移動する回遊性ですが、定住性のスナメリも生息しています。

目録をみる

その他

その他

キーワードから探す

産地