[尻岸内川と古武井川に架かる橋]

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 尻岸内川と古武井川はともに「2級河川」で、両河川とも川幅10メートルをこえる本町の大川である。ともに江戸時代は渡し船を利用する交通上のネックでもあった。
 
女那川橋の建設(昭和42年・1967年)
 女那川橋は2級河川尻岸内川・道道(昭和45年に国道昇格・278号線)に架かる橋梁である
 ・昭和42年(1967)7月竣工・平成4年(1992)2月川上側歩道橋増設
 ・〈延長〉11.77メートル 〈車道幅員〉6.5メートル
  〈歩道〉川上側2.5メートル・川下側1.5メートル
 ・橋脚鉄筋コンクリート 鋼単純合成桁
 女那川地区は、この橋梁の建設後、昭和45年(1970)国道昇格、同47年(1972)には道路改良・舗装工事が行われ町の中心街にふさわしい交通環境がととのった。
 
古武井橋の建設(昭和42年・1967年)
 古武井橋は2級河川古武井川・道道(昭和45年に国道昇格・278号線)に架かる橋梁である。
 ・昭和42年(1967)11月竣工・昭和50年(1975)11月川上側歩道橋増設
 ・〈延長〉10.5メートル 〈車道幅員〉5.5メートル
  〈歩道〉川上側2.5メートル 川下側1.5メートル
 ・橋脚鉄筋コンクリート 鋼単純合成桁
 古武井橋の建設は、路線バスの運行、またトラック通行の増加、特に砂鉄鉱山開坑(註)にともなう車体の重量化などにより永久橋の建設を急いだものと思われる。
 
 (註) 昭和41年より高岱地区の山砂鉄を採掘、陸送し山背泊漁港より船積みした。