明治九年四月十八日、従来一村ごとに置かれていた副戸長を廃し、第十八大区に一名の戸長と第十八大区一小区の村々に四名の副戸長その他各村に一名の村用係が任命された。
(小村では、副戸長と村用係の兼務もあった。)
第十八大区一小区(渡島國茅部郡)
当外三等 小安村副戸長 飯田藤吉
仝 戸井村副戸長 池田彦九郎
仝 尻岸内村副戸長 増輪半兵衛
仝 椴法華村副戸長 佐々木弥三郎
椴法華村ではこの時から副戸長と村用掛が兼務となり、以後佐々木弥三郎の役名は村用掛あるいは副戸長として混用されるようになっていった。