谷底平野

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浅瀬石川および平川流域内には砂を主体とする谷底平野が分布している。流域には河川に平行する土手が築造され、背後の谷底平野は水田として利用されている。
 浅瀬石川の、黒石市境松に位置するバイオ技術センター(約二八メートル)では、地表下約五五メートルまで暗青灰色の砂礫層堆積しているが、地表下七~一〇メートル付近に混じり粗砂層があって、上半部が軽石粒の混入が目立つ。粗砂層直下には有機物の混入する灰褐色シルト層(厚さ約一メートル)が堆積している。