目次
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新編弘前市史 通史編1(自然・原始)
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第1章 津軽の自然
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第三節 津軽平野南部の地形発達
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一 平野南縁の地形
谷底平野
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浅瀬石川
および
平川
流域内には砂
礫
を主体とする
谷底平野
が分布している。流域には河川に平行する土手が築造され、背後の
谷底平野
は水田として利用されている。
浅瀬石川
の、黒石市境松に位置するバイオ技術センター(約二八メートル)では、地表下約五五メートルまで暗青灰色の
砂礫層
が
堆積
しているが、地表下七~一〇メートル付近に
礫
混じり粗砂層があって、上半部が軽石粒の混入が目立つ。粗砂層直下には有機物の混入する灰褐色
シルト層
(厚さ約一メートル)が
堆積
している。