目次
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新編弘前市史 通史編3(近世2)
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第8章 藩政期の文化
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第三節 宗教と信仰
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二 寺院
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(四)浄土宗の寺院
西光寺
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西光寺
(さいこうじ)は、浪岡で死去した法然の弟子金光に始まるという。慶長十四年(一六〇九)、為信が鷹狩りの途中、浪岡にあった草
庵
で休息し、貧寺を哀れんで
厨子
入りの三尊仏と寺領一三石を寄進した。
弘前城
下の形成に伴い、元寺町へ移った跡の草
庵
は、のちに西光院となる。慶安二年(一六四九)に類焼し、新寺町
貞昌寺
山内へ移った。