西光寺

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西光寺(さいこうじ)は、浪岡で死去した法然の弟子金光に始まるという。慶長十四年(一六〇九)、為信が鷹狩りの途中、浪岡にあった草で休息し、貧寺を哀れんで厨子入りの三尊仏と寺領一三石を寄進した。弘前城下の形成に伴い、元寺町へ移った跡の草は、のちに西光院となる。慶安二年(一六四九)に類焼し、新寺町貞昌寺山内へ移った。