海蔵寺

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海蔵寺(かいぞうじ)は、明応年間(一四九二~一五〇〇)、江山が開山となり、種里村(現西津軽郡鰺ヶ沢町)に創建された。江山は長勝寺創建にあたり、師の菊仙を招いて開山とし、海蔵寺をその末寺とした。堀越村(現市内)・大浦坪貝(現中津軽郡岩木町)へ移転し、慶長年間(一五九六~一六一四)、長勝寺構の中に移った。山号大浦院は、盛信の戒名「大浦院殿鎮山源流大居士」により、寺領三〇石は為信の寄進によった。明治三年(一八七〇)、隣の禅昌寺を合併した。