南中学校の開校

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昭和五十九年(一九八四)四月一日、弘前市立南中学校が開校された。生徒数六八七人、特殊学級二を含む一九学級編成、初代校長は佐藤浩輔である。同中学校は、当時東日本一のマンモス校といわれた弘前市立第三中学校から、分離独立して開校した。学区は松原、千年、大和沢の各小学校学区および文京小学校学区の一部で、市の南に位置し、りんごの生産を主とする農業地帯と、新興住宅街にまたがっている。
 学区内の人々や生徒父母たちは、南中学校を「地域の学校」という認識で、創立時から協力を惜しまなかった。創立直後に後援会が組織されたのもその現れであろう。同校の創立落成記念式典は五十九年十月九日に挙行された。