博物館の設置

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昭和五十二年(一九七七)四月二十日弘前市立博物館が公園三の丸(下白銀町一番地六)に設置開館した。博物館の設置は市民の待望久しいもので、すでに昭和三十一年二月、博物館設置の請願が市議会に提出されていたほどである。それだけに設置は喜びの声に迎えられた。
 総事業費六億八〇〇〇万円。建築面積一四四〇・六六平方メートル。床面積二二七九・五八平方メートル。鉄筋コンクリート造一部二階建てで、館内施設は展示ホール、歴史・共用・美術工芸・特別展示室、美術ギャラリー、エントランスホール、ロビー、保管庫、収蔵庫、荷解室、事務室となっている。博物館は「知と美の調和」を基調に、津軽の歴史、美術工芸、その他の資料の収集、保管、展示を行い、広く一般の利用に供し、地域文化の向上を図っている。