昭和五十六年(一九八一)九月、弘前市下白銀町一九番地四に
弘前文化センターが設置された。この施設は、弘前市制九十周年記念事業として、旧
時敏小学校跡地に建てられ、
文化会館と
中央公民館の二つの機能を備えた点に特徴がある。
建築延べ面積六八〇六・四五平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地下一階・地上三階建て。大ホールは客席五五二席、車椅子用スペース四席。舞台は一五メートル×一二メートル×七メートル。楽屋二、練習室三、浴室を備えている。他に
美術展示室一六四平方メートル。会議室六、託児室、大会議室、和室三、視聴覚室、喫茶室、科学・工作・調理実習室、プラネタリウム(八四席)がある。
弘前文化センターは、地域住民が身近に
音楽・
演劇・舞踊などの舞台芸術を鑑賞したり、自ら制作・発表活動を行う拠点として重要な役割を果たしている。
写真215 弘前文化センター