平成15年(2003)度

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105シーズン目

【協会】 日本協会第7回ワールドカップ招致に立候補 日本協会は、豪州のワールドカップ会場で、2011年大会の招致に立候補することを声明した。/奥克彦、凶弾に倒れる 11月30日、在英国大使館参事官(当時・死後大使に昇格)奥克彦が、イラク郊外のティクリットで凶弾を浴びて戦死した。日本協会国際委員会委員だった奥の死は、日本のラグビー界にとって大きな大きな喪失であった。享年45歳。
【代表】 日本代表新ジャージー着用 日本代表のジャージーを新しいデザインに変更した。赤と白の横縞ジャージーを続けるべきだという声もあったが、日本協会では歴代の監督、主将などの意見も参考にして新デザインを採用した。日本代表は5月17日の、第1回スーパーパワーズ選手権アウェーのアメリカ戦で新ジャージィを着用、日本でのお披露目は5月25日秩父宮でのロシア戦となった。/第3回アジア4ヵ国対抗 4月にスリランカで行われた4ヵ国対抗に派遣した日本選抜は、期待に応えてアラビアンガルフを79−5で、スリランカを36−8で破った。さらにSARS(サーズ)のため10月に延期された香港代表の試合にも90−5で大勝した。
第1回スーパーパワーズ選手権 パシフィック・リム選手権に代わり、日本アメリカロシア、中国によるリーグ戦、スーパーパワーズ選手権が発足した。中国は折りしも吹き荒れたSARSのため不参加のやむなきに至った。
★1822003.5.17日本代表27−69アメリカ代表ボクサーSt.
★1832003.5.25日本代表34−43ロシア代表秩父宮

豪州A代表来日と日韓定期戦 RWC出場に先立って、日本代表豪州A代表とテストマッチを行ったが、力及ばず大敗した。次いで行われた第5回の日韓定期戦では大差で勝利した。
★1842003.6.5日本代表5−63豪州A代表長居第2
★1852003.6.8日本代表15−66豪州A代表秩父宮
第5回日韓定期戦
★1862003.6.15日本代表86−3韓国代表花園

イングランド代表来日(2勝) イングランド代表を迎えてのテストマッチは、日本代表の2連敗に終わった。
★1872003.7.3日本代表10−37イングランド代表味の素St.
★1882003.7.6日本代表20−55イングランド代表国立競技場

第5回ラグビーワールドカップ、日本代表健闘むなしく4敗 10月10日から11月22日まで、豪州の単独開催となった第5回ラグビーワールドカップに、向井昭吾監督、箕内拓郎主将の日本代表は、スコットランドフランスに健闘、地元ファンの熱い声援に応えたが、結果として予選で4連敗して敗退した。決勝ではラグビー史に残る壮絶な延長戦の末、ジョニー・ウィルキンソンの劇的ドロップゴールで、イングランドが20−17でオーストラリアを破り悲願の優勝を果たした。
★1892003.10.12日本代表11−32スコットランド代表タウンズビル
★1902003.10.18日本代表29−51フランス代表タウンズビル
★1912003.10.23日本代表13−41フィジー代表タウンズビル
★1922003.10.27日本代表26−39アメリカ代表ゴスフォード

【選手権】 日本選手権は東芝府中が優勝 第41回日本選手権大会は22チーム出場と枠を広げ、東芝府中ブレイブルーパスが神戸製鋼コベルコスティーラーズに22−10で勝利を収め5年ぶり4回目の優勝を果たした。22チーム出場の新方式は、力の差が大きく採算面でもマイナスとなったため、次年度から元の方式に戻すことになった。推進者の私は面目丸つぶれであった。
【トップ】 トップリーグ発足、初代王座は神鋼 日本協会は、社会人ラグビーの仕組みを改革して、12チームによるトップリーグを発足させた。オープニングゲームは、9月13日に国立競技場で華々しく行われ、サントリーサンゴリアスが54−31で神戸製鋼コベルコスティーラーズを破った。第1回トップリーグは神戸製鋼が激戦を勝ち抜き、9勝2敗、勝ち点47で初代チャンピオンとなった。/第1回マイクロソフトカップ、優勝はNEC トップリーグのベスト8で争われた第1回マイクロソフトカップでは、NECグリーンロケッツが24−19で東芝府中ブレイブルーパスを破って初優勝した。
【大学】 大学選手権は関東学大が優勝 第40回大学選手権決勝は、関東学大が33−7で早大に雪辱、2年ぶり5回目の優勝を飾った。大学選手権も予選をプール制にして行ったが、日本選手権同様成功せず元の制度に戻すことになった。/対抗戦は早大、リーグ戦は関東学大 第74回関東大学対抗戦は早大が7戦全勝で3年連続28回目の優勝、第37回関東大学リーグ戦は関東学大が7戦全勝で5年連続8回目の優勝を遂げた。関東は早大、関東学大時代に入りファンの熱気が高まってきた。/関西は同大、九州は福岡工大が優勝 第75回関西大学リーグ戦は同大が7戦全勝で2年連続44回目の優勝を飾った。第11回九州大学リーグ戦は福岡工大が7戦全勝で優勝した。
【地域】 第43回三地域対抗は関東代表が2年ぶり19回目の優勝を飾った。/第58回学生東西対抗は108−29で関東が勝利を収めたが、2年続きの100点ゲームに問題を残した。/第54回の朝日招待は関東学大が九州代表に49−59で敗れた。
【その他】 地区対抗は福岡大、高専は神戸市立工専、クラブはタマリバが優勝 第54回地区対抗大会は福岡大が51−8で東北学大を破り25年ぶり5回目の優勝を果たした。第34回高専大会は神戸市立工専が29−5で宮城工専に勝ち2年ぶり3回目の優勝、第11回クラブ選手権ではタマリバクラブが90−22で六甲クラブを下して2年ぶり2回目の優勝を遂げた。/高校は選抜が正智深谷高、花園は啓光学園が優勝 第4回高校選抜大会は正智深谷高が31−18で佐賀工を下し初優勝、花園では啓光学園が15−0で大分舞鶴高を退けて3年連続5回目の優勝を遂げた。/国体は成年が静岡、少年は埼玉が優勝 第58回静岡国体は浜松市と裾野市で行われ、成年の部は静岡県(ヤマハ発動機)が47−15で愛知県(全愛知)を破り優勝、少年の部は埼玉県(全埼玉)が31−19で大阪府(全大阪)に勝って優勝した。
【国際】 NZ大学選抜(NZU)が10回目の来日(2勝1敗) 4月、NZUは39−31で全同大、97−14で日本A代表を破ったが、最終戦の早大に31−37で金星を献上した。/第35回世界ジュニア選手権(フランス) 4月、日本U19代表は3勝1敗で9位。/第2回U21RWC(イングランド) 6月、日本U21代表1勝4敗で11位。/第6回日英大学対抗、ケ大2勝1敗 9月、ケ大44−35関東学大、22−18法大、22−38早大。/第8回U19アジア大会(マレーシア) 12月、日本U19代表4戦全勝で優勝。/第36回U19世界選手権(南アフリカ) 3月、日本U19代表2勝2敗で7位。/3月に日本代表スコッドが豪州に強化合宿(1勝3敗)した。/高校代表海外遠征 7月に第29回高校日本代表の豪州遠征(4勝)を実施した。