107シーズン目
【協会】 第12代日本協会会長に森喜朗氏を選任 日本協会は6月25日の評議員会で、空席となっていた第12代会長に、評議員の森喜朗氏を選任した。/日本、2011年ワールドカップ招致ならず 11月17日、日本協会が総力を挙げてチャレンジしてきた第8回2011RWCの招致に、日本は決選投票でNZに敗れた。【ルール】 人工芝での試合が認められた。
【代表】 日本代表南米遠征(2敗) 日本代表は1993年に続いて第2回の南米(前回はアルゼンチン)遠征を行ったが、ウルグアイとの初テストに18−24で惜敗、アルゼンチンには36−68で敗れた。
第5回アジア3国対抗に圧勝、スーパーパワーズは準優勝 アジア3国対抗では日本代表が香港と韓国に圧勝した。第3回のスーパーパワーズは、ロシアに変わってルーマニアが参加したが、日本はルーマニアに勝ち、カナダに敗れて準優勝となった。
第4回アジア3国対抗(RWC2次予選)兼第7回日韓定期戦 | |||||
★202 | 2005.5.8 | ○日本代表 | 91−3 | ●香港代表 | 秩父宮 |
★203 | 2005.5.15 | ○日本代表 | 50−31 | ●韓国代表 | 江原道 |
第3回スーパーパワーズ選手権 | |||||
★204 | 2005.5.25 | ○日本代表 | 23−16 | ●ルーマニア代表 | 国立競技場 |
1回戦 | |||||
★205 | 2005.5.29 | ●日本代表 | 10−15 | ○カナダ代表 | 秩父宮 |
決勝 |
アイルランド代表来日(2勝) アイルランド代表が来日、日本代表と2テストを行ったが、日本はいずれも30点差で敗れた。
日本代表GMに太田治、HCにエリサルド就任、スペインに勝つ アイルランド戦まで指揮をとった萩本光威監督が退任し、日本協会は9月15日に日本代表GMに太田治、コーチを務めていたジャン・ピエール・エリサルドをヘッドコーチに任命する新体制を発表した。外国人の代表監督就任は初めてである。エリサルドは11月に来日したスペインに勝って好スタートを切った。
【選手権】 東芝府中三冠王、NECは連覇・日本選手権で引き分け優勝 第43回日本選手権大会では、東芝府中ブレイブルーパスとNECグリーンロケッツが6−6で引き分け優勝を分けた。東芝府中はトップリーグ、マイクロソフト杯、日本選手権(2年ぶり5回目)と三冠に輝き、NECは日本選手権に2年連続3回目の優勝を達成した。
【トップ】 トップリーグ、マイクロソフト杯はともに東芝府中 第3回トップリーグは東芝府中ブレイブルーパスが9勝2敗、勝ち点46で2年連続2回目の優勝、第3回マイクロソフト杯も東芝府中が33−18でサントリーサンゴリアスを下して2年連続2回目の優勝を果たした。
【大学】 大学連覇の早大が日本選手権大会でトヨタに勝つ 第43回日本選手権で、早大はトップリーグ4強のトヨタ自動車ヴェルブリッツを快心の試合で、28−24で破って気を吐いた。第42回大学選手権は、佐々木隆道主将の早大が関東学大との5年連続決勝対決を、41−5で完勝して2年連続13回目の優勝を果たした。/対抗戦は早大、リーグ戦は関東学大が優勝 第76回関東大学対抗戦は早大が7戦全勝で5年連続30回の優勝、第39回関東大学リーグ戦は関東学大が6勝1敗で2年ぶり9回目の優勝。/関西は同大、九州は福岡大が連覇 第77回関西大学リーグ戦は同大が7戦全勝、順位決定戦決勝で43−15で大体大を下し4年連続46回目の優勝を飾った。九州はトーナメント決勝で福岡大が62−5で福岡工大を圧倒して連覇を遂げた。
【地域】 第45回三地域対抗は関西代表が3年ぶり14回目の優勝。/第60回学生東西対抗は67−38で関東学生が勝利。/第56回朝日招待試合は九州代表が38−27で早大を下した。
【その他】 地区対抗は朝日大が初優勝、高専は神戸市立工専、クラブはタマリバが優勝 第56回地区対抗大会は朝日大が17−8で新潟大を下して初優勝、第36回高専大会は神戸市立工専が32−7で宮城工専に勝って3年連続5回目の優勝、第13回クラブ選手権はタマリバクラブが10−3で北海道バーバリアンズを破り3年連続4回目の優勝を遂げた。/高校選抜は啓光学園、花園は伏見工 第6回高校選抜大会は啓光学園が24−10で東海大仰星を下して4年ぶり2回目の優勝、第85回全国高校大会では伏見工が36−12で桐蔭学園を破って5年ぶり4回目の優勝を果たした。/国体は成年が三重、少年は大阪が優勝 第60回岡山国体は美作市で行われ、成年の部は三重県(本田技研)が秋田県(全秋田)を55−14で破り優勝、少年の部では大阪府(全大阪)が35−29で大分県(全大分)を下して優勝した。
【国際】 NZU11回目の来日 4月に来日したNZUは日本A代表に42−18、日本B代表に38−23、日本学生代表代表に31−29で3連勝した。/U19世界選手権 4月、日本U19代表は1勝4敗。/5月、女子RWCアジア予選 ○78−0香港、●3−19カザフスタン。出場権獲得ならず。/トヨタがファルコンズに快勝 8月に来日した英国ニューカッスル・ファルコンズと対戦したトヨタ自動車ヴェルブリッツが29−24で破る金星を挙げた。NECグリーンロケッツは6−73で敗れた。/第8回日英大学対抗、ケ大3敗 9月、ケ大17−21関東学大、11−45法大、8−33早大と3連敗し精彩がなかった。/第10回U19アジア大会 日本U19代表4戦全勝で優勝。/高校代表海外遠征 8月に第31回高校日本代表の豪州遠征(1勝3敗)を実施した。