110シーズン目
【代表】 ジョン・カーワンの日本代表は、2011第7回ワールドカップ(NZ)への新しいスタートを切った。目標はベスト8進出である。アジア5ヵ国対抗に全勝した日本代表はクラシックオールブラックスとの強化試合に13−15とあと一歩に迫り、パシフィックネーションズカップは1勝4敗に終わったが、秋の新陣容で菊谷崇を主将に任命、11月に来日のアメリカ代表に連勝して躍進の気配を見せた。アジア5ヵ国対抗2008(第9回)兼第11回日韓定期戦 | |||||
★231 | 2008.4.26 | ○日本代表 | 39−17 | ●韓国代表 | 仁川 |
★232 | 2008.5.3 | ○日本代表 | 114−6 | ●アラビアンガルフ代表 | 花園 |
★233 | 2008.5.10 | ○日本代表 | 82−6 | ●カザフスタン代表 | アルマティ |
★234 | 2008.5.18 | ○日本代表 | 75−29 | ●香港代表 | 新潟東北電力 |
クラシック・オールブラックス来日 | |||||
2008.5.31 | ●日本代表 | 13−15 | ○C・オールブラックス | 国立競技場 | |
IRBパシフィックネーションズカップ2008(第3回) | |||||
★235 | 2008.6.8 | ●日本代表 | 21−42 | ○豪州A代表 | 福岡レベスタ |
★236 | 2008.6.15 | ○日本代表 | 35−15 | ●トンガ代表 | ユアテック仙台 |
★237 | 2008.6.22 | ●日本代表 | 12−24 | ○フィジー代表 | 国立競技場 |
★238 | 2008.6.28 | ●日本代表 | 22−65 | ○NZマオリ代表 | ネイピア |
★239 | 2008.7.5 | ●日本代表 | 31−37 | ○サモア代表 | アピアパーク |
アメリカ代表第3回来日 | |||||
★240 | 2008.11.16 | ○日本代表 | 29−19 | ●アメリカ代表 | 瑞穂 |
★241 | 2008.11.22 | ○日本代表 | 32−17 | ●アメリカ代表 | 秩父宮 |
【選手権】 三洋電機が連覇 第46回日本選手権大会は三洋電機ワイルドナイツが24−16でサントリーサンゴリアスを下して2年連続2回目の優勝を遂げた。トップリーグを制した東芝ブレイブルーパスは部員の不祥事のため日本選手権への出場を辞退した。
【トップ】 チャンピオンの座は東芝に輝く 第6回トップリーグは東芝ブレイブルーパスが12勝1敗、勝ち点59で1位となり、プレーオフ・マイクロソフトカップ決勝でも17−6で三洋電機ワイルドナイツを破り優勝した。リーグ戦のMVPはデイビッド・ヒル、プレーオフのMVPには廣瀬俊朗がそれぞれ選ばれた。
【大学】 大学日本一は早大の連覇 第45回大学選手権は早大が20−10で帝京大の挑戦を退けて2年連続15回目の優勝を果たした。/対抗戦は帝京大が初優勝、リーグ戦は東海大 第79回関東大学対抗戦は6勝1分で帝京大が初優勝を遂げた。早大は明大と帝京大に敗れて平成13年度(2001)から清宮、中竹両監督で築いてきた対抗戦連続全勝優勝の記録が7シーズンでストップした。第42回関東大学リーグ戦では東海大が7戦全勝で連覇を遂げた。/関西は関西学大、九州は福岡大と福岡工大が引き分け優勝 第80回関西大学リーグ戦は古豪関西学大が6勝1敗で、実に51年ぶり8回目の優勝を果たしオールドファンを喜ばせた。九州は決勝で福岡大と福岡工大が36−36で引き分けたが、トライ数6対5で福岡大が大学選手権に進出した。
【地域】 第48回三地域対抗は関東が3年連続23回目の優勝。/第63回学生東西対抗は102−14での大差で関東が関西を下した。学生東西対抗はここで中断し、存続を含めて検討することになった。/第59回朝日招待は早大が55−38で九州代表に勝利を収めた。
【その他】 地区対抗は名城大、高専は神戸市立工専、クラブはタマリバが優勝 第59回地区対抗大会は名城大が62−19で新潟大に勝ち20年ぶり8回目の優勝を遂げた。第39回高専大会は神戸市立工専が27−0で奈良工専を下し2年連続7回目の優勝をはたした。第16回クラブ選手権はタマリバクラブが64−17駒場WMMに勝ち6年連続7回目の優勝を遂げた。/高校は春・冬ともに常翔啓光学園[前啓光学園]が優勝 第9回高校選抜大会は常翔啓光学園が36−21で御所工・実を破り、第88回高校大会でも常翔啓光学園が24−15で御所工・実を下して優勝した。/国体は成年が三重、少年は福岡が優勝 第63回大分国体は竹田市と由布市で開催され、成年の部は三重県(ホンダヒート)が52−7で大分県(全大分)に勝ち優勝、少年の部は福岡県(全福岡)が大分県(全大分)を36−22で破り優勝した。
【セブンズ】 3月に第5回ワールドカップセブンズ(ドバイ)が開催された。セブンズ日本代表は予選で3敗。ボウルトーナメント1回戦で12−19でウルグアイに敗れた。
【女子】 6月、第6回女子RWCアジア地区予選(タイ・スパンブリー)で女子日本代表は決勝でカザフスタンに敗れ出場権を逃した。/3月の第5回ワールドカップセブンズ(ドバイ)に出場したが、女子日本代表は予選で3敗。ボウルトーナメント1回戦で5−21で中国に敗れた。
【国際】 ジュニア選手権 6月、日本U20代表(1勝4敗)で15位。/6月、関東代表NZ遠征(2勝1分)。/7月にフランス大学選抜が来日、27−0で早大に勝ち、19−20で日本選抜に敗れた。/7月、U18フランス代表来日(3勝)。/第11回日英大学対抗オ・ケ大連合来日(1勝1敗) 3月、オ・ケ大連合は17−0で全関東学大に勝ち、19−25で全慶大に敗れた。/高校代表海外遠征 3月に第34回高校日本代表のイングランド遠征(3敗)を実施した。