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第一編 人物誌
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第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄)
(三三)傳庵宗器
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宗器字は
傳庵
、懶驢と號した。(紫巖譜略)【
古嶽
の法嗣】京都の人で
古嶽
宗亘に嗣法し、
大林
宗套と同門である。享祿元年四月勅を奉じて
大德寺
に晋山、第八十八世となり、東林庵を創建した。(龍寶山大德禪寺世譜)宗亘の後を嗣いで、【
南宗庵
住持】堺
南宗菴
の住持となり、(
泉州龍山二師遺藁
)天文二年三月十一日示寂した。(紫巖譜略、
泉州龍山二師遺藁
、
大林
和尚塔銘幷序)世壽五十一。(紫巖譜略、龍寶山大德禪寺世譜)