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遺跡の立地

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 縄文時代早期の遺跡の分布の状況は、厚く堆積した火山灰を基盤とする野幌丘陵と称される東部の丘陵地帯、月寒川、望月寒川を中心とする月寒台地、南区石山地区に若干とおおよそ三地域に集中して分布する。縄文時代前期の遺跡の分布は、月寒台地発寒川扇状地(中の川流域を中心として)に広がりを見せる。縄文早期の遺跡立地と比較して立地の条件が、変化するようである。