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藻岩村・円山町

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 藻岩村は当初は二級町村で、桜井秀夫(大12・10~15・12)、佐藤正三郎(大15・12~昭3・4)、古瀬猛二(昭3・4~6・2)が村長を歴任していたが、六年七月に一級町村となってからは佐藤正三郎飯田誠一が村長となり、十三年四月十五日より町制が施行となり円山町となる。
 役場庁舎は旧養樹園の事務所を明治四十三年に移設して使用されていたものであったが当時、老朽化が相当に進んでいた。たとえば、「採光、通風悪しく衛生上憂慮に堪へないばかりでなく、執務上の不便は甚大である」といわれていたが(北タイ 昭9・10・19)、札幌市との合併が予定されていただけに、庁舎を新築してもやがて不要になるおそれがあることにより見送られていた。一方、村民の集会施設として円山公会堂が大正十三年六月に造られ、十五年からは村会議場としても利用された。円山公会堂はブロック造り二階建て、建坪一一〇坪で約五万円の工費を要していた。建築費は桑園にあった円山部落共有地三六町八反歩が、十一年に村に寄付されたのを受けて売却した益金が充当されたものである(円山百年史)。

写真-11 〝ボロ庁舎〟と酷評された(北タイ 昭13.2.22)藻岩村(円山町)の庁舎(現・中央区南1条西24丁目)