29祝神社

松代案内   29   祝神社
祝神社
神社
祝神社恵比寿社
神社恵比寿社

写真をクリックすると、フルサイズの画像が表示されます。

祝(ほうり)神社

祝(ほうり)神社は町方の産土神、総鎮守社。「お諏訪さん」と呼ばれ、祭神は生魂命、健御名方富命、八坂斗売命。延喜式内社(平安時代編纂の『延喜式』に記された神社、長い歴史と権威を持つ)埴科郡五社の一つ。生魂命は慶長三年(一五九八)に東条から松代の現在の地に、健御名方富命・八坂斗売命の諏訪二神は、城内の鎮守として海津城二の丸付近から合祀された。本殿は文化九年(一八一二)、拝殿は文化十二年(一八一五)の建物。二間社(にけんやしろ)流造(ながれづくり)の本殿の各所に龍や象、唐獅子などの彫刻が施され華やか。拝殿鬼瓦に、真田家の家紋「六(むつ)連銭(れんせん)」。他に、稲荷社、八幡社、天神社、西宮神社、恵比寿神社、猿田彦社、宗方社など多くの境内社があり、国家鎮護から学問、商業、家屋敷、食物、治水、漁業、道案内にいたるまで町内各町から移された八百万の神様が祀られている。国登録有形文化財。子育て地蔵堂に松代七福神めぐり「毘沙門天」を安置。

長野市松代松代566