目次
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通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世
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第3章 幕府直轄下の箱館
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第4節 箱館の町行政
町代
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町代
は初め
町総代
と称したが、後に
町代
と改められたもので、大抵1町内に2人を定員とし、その任免は
町年寄
、
名主
の協議をもって申立て、官から任命された。平日は自宅にあって事務を処理したが、
町年寄
の召喚その他人別調や役銭上納などの節は、羽織袴で
町役所
に出勤、職務は町内住民の願届請証文などに連印する事、法令を
町役所
より受けて町民に伝達する事、宗門下調帳を作る事、諸役銭及び
町費
を取立て
町役所
に差出す事など、多くは
町年寄
の下働きをする者であった。