椴法華村の電話開通

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 文明の利機として村民待望の電話が大正三年に設置されることになったが、この時の様子を当時の新聞は次のように報じている。
 
   大正三年三月二十日 函館毎日新聞
  ○函館電話開通期
   函椴間市外電話架設工事は爾來頗る進捗し早晩間通の運びに至るべく多分廿四五日頃なるべしと
 
   大正三年三月二十七日 函館毎日新聞
   逓信省告示を以て尻岸内古武井椴法華の三郵便局に三月二十六日より電話通話事務を開始する旨告示し同時に電話呼出地域・加入区域外通話区域及通常電話料を左の如く定めたり。
     △電話呼出地域
   尻岸内古武井・同大澗・同メナ川・同メノコナイ
   尻岸内村字古武井・同山背泊・同根田内・椴法華村字嶋・同矢尻濱・同崎・同相・同元椴法華

加入区域外通話区域通常電話料


特設電話取扱高