東広島市立図書館/東広島市デジタルアーカイブ
①子どもかぶきってなんだろう?
広報誌の中をよんでみましょう。
画像 【資料】広報東広島_平成30年11月号(No535)
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「一校一和文化学習」の特集ページの中に、高屋東小学校の児童が取り上げられています。これが「子どもかぶき」の様子です。かぶき役者の格好(かっこう)をして、楽器や小道具をつかい、ぶ台のうえで「かぶき」を演(えん)じています。
歌舞伎(かぶき)とはなんでしょうか。
かぶきとは、日本の伝統的な演劇(えんげき)のことです。今では、東京、大阪、京都など大都市の大きな劇場で行われることが多いです。これらの劇場では、プロの「かぶき役者」がお客さんにかぶきを演じています。 かぶき役者かぶき役者
どうして白市でかぶきをするのでしょうか。
子どもかぶきを教えている桧山(ひやま)さんのお話をききましょう。
1993年(平成5年)に、高屋町の白市をもっともり上げたいと思ったメンバーが集まり、子ども達にかぶきを教え始めました。もともと白市では、江戸時代(えどじだい)に関西地方からかぶき役者をよび、かぶきをひろうしてもらっていました。その伝統から、白市の大人たちもかぶきをするようになりました。わたしもわかいころ、かぶきをしていたんですよ。大人だけではなく、子どももかぶきをすると、白市のお年よりの方々によろこんでもらえると思いました。そこで、子どもにかぶきを教え始めました。
子どもは、かぶきのセリフや動きを覚えるのも早く、教えるうえで特に苦労したことはありません。衣装(いしょう)や小道具もわたしたちが用意しましたが、その用意は大変でした。かつらや後ろの絵は、わたしが手作りでつくったものです。和紙でつくったのですが、時間もかかり大変でした。
やはり、練習の成果をひろうした後に、子どもが達成感を感じている様子を見ると、とてもうれしいです。教えていてよかったな、と思います。
おじいさん
桧山さんは、白市の町をもっともり上げたいと思って、子どもにかぶきを教え始めたんだね。桧山さんのお話から江戸時代にかぶきが行われていたということがわかったけど、どうして白市で行われていたのだろう?昔はどんな様子だったのかな?
のんたの画像
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