白市の中心地は、山陽本線の「白市」駅から少しはなれたところにあるよ。古い町なみが残っていて、観光地になっているんだね。
③今の白市はどんな様子なのだろう?
昔の白市は商売がさかんな町だったということが分かりました。
今の白市はどのような町なみなのでしょうか。
今の白市はどのような町なみなのでしょうか。
【資料】白市まちなみ探訪案内図(たんぼうあんないず)
旧木原家住宅を見学してみましょう。
【資料】旧木原家住宅(きゅうきはらけじゅうたく)
(出典:東広島市観光協会) 【資料】旧木原家住宅の内観
(出典:東広島市観光協会) この建物は、酒や塩を売って生活していた商人「木原家」の住たくです。今から350年以上前の1665年の建物です。東広島市内で国の重要文化財に指定されているのは、この建物だけです。
(出典:東広島市観光協会) 【資料】旧木原家住宅の内観
(出典:東広島市観光協会) この建物は、酒や塩を売って生活していた商人「木原家」の住たくです。今から350年以上前の1665年の建物です。東広島市内で国の重要文化財に指定されているのは、この建物だけです。
天井(てんじょう)が高くて、立派な家だね。
さらに町を歩いて、昔は商人のまちだった証拠(しょうこ)をみつけましょう。
【資料】伊原八郎家(いはらはちろうけ)
(出典:東広島市観光協会 ※下の写真は制作者撮影) 約100年前の1915年に建てられた、伊原八郎家(いはらはちろうけ)の住たくです。
【資料】土宮神社に向かう階段
白市にある土宮神社の階だんです。一つひとつの階だんのはしの部分をみてください。石を組み、丁ねいにつくられています。この階だんは、旧木原家住宅に住んでいた木原家がお金を出してつくりました。
(出典:東広島市観光協会 ※下の写真は制作者撮影) 約100年前の1915年に建てられた、伊原八郎家(いはらはちろうけ)の住たくです。
これも立派な家だな。屋根の形がちょっと丸みを帯びているね。「むくり屋根」といって、まっすぐの屋根よりも費用(ひよう)がかかるよ。ゆう福な商人だったんだろうな。
今の白市の町なみを見たら、お金をかけてつくられたごうかでりっぱなものが多いことがわかるね。ふだん気づかないめずらしいところにも、お金がかかっていたな。しかも、それらをつくったのは、江戸時代に世の中をおさめていた「武士(ぶし)」ではなく、物を売り買いしていた「商人」だったんだ。
白市は、商売がさかんで、お金もちの商人が多かったんだね。
白市は、商売がさかんで、お金もちの商人が多かったんだね。
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