東広島市立図書館/東広島市デジタルアーカイブ
②わたしたちが使う水は、
どこからやってくるんだろう?
下のし料は、じゃ口に水がとどくまでの水の旅を表したものです。
【資料タイトル】蛇口から水が出てくるまでの流れ 【資料】蛇口に水が届くまでの流れ
(出典:総務省『水道事業経営の現状と課題』
まずは、雨がふって、それをダムという場所でためているんだ。
水はダムから川に流れ出て、川の水は浄水場(じょうすいじょう)にとりこまれる。 その水は配水池にうつって、そして配水管、給水管をたどってわたしたちの家にとどくんだ。
こうして見ると、水がわたしたちの家のじゃ口までやってくる道のりは、本当に長いね!
たしかに、まるで長い旅のようだね!
のんたの画像
これからのん太は水の旅の道をたどることにしました。
最初は「浄水場」を見ていきましょう。
雨や川からとりこんだ水は決してキレイな水ではありません。
どうやって飲めるキレイな水になるのでしょうか?
水をキレイにしているしせつが浄水場なんだ。ピンクの○がわかるかな?
吾妻子、松子山、木谷、三津、河内、失平、下竹仁という名前を探してみよう。
東広島市には7かしょの浄水場があることがわかるね。それぞれどこに水を送っているのかな?
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【資料】東広島市内の上水道事業給水区域①(令和2年(2020)年3月のもの)
(出典:東広島市水道局提供のデータを加工して作成)
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【資料】東広島市内の上水道事業給水区域②(令和2年(2020)年3月のもの)
(出典:東広島市水道局提供のデータを加工して作成)
下の写真は、7つの浄水場の中でも最も大きな「吾妻子(あづまこ)浄水場」だよ。大きなしせつだ。このなかで、どんなことがおこなわれているんだろう?
のんたの画像 【資料タイトル】吾妻子浄水場の写真 【資料】吾妻子浄水場の写真
(出典:東広島市⽔道局提供資料をもとに作成)
【資料】吾妻子浄水場の見学映像
(出典:教育ヴィジョン研究センターYouTubeチャンネル)
下の資料は、東広島市の水の旅を、吾妻子浄水場を中心に説明したものです。
浄水場では、どのようにして水をキレイにしているのでしょうか?
【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料】水がキレイになるしくみ
(出典:東広島市水道局HP ※現在はリンク切れ)
【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料】浄水しせつで水をキレイにする流れ
(出典:東広島市水道局提供資料をもとに作成)
取水(しゅすい)口:川から水を取り入れるところ。
着水井(ちゃくすいい):取水口から取り入れた水をためておくところ。
急速ろ過(ろか)器:大きなゴミを取りのぞく。
緩速ろ過(かんそくろか)池:小さなばいきんを取りのぞく。
ろ過調整池:きれいにする水の量を調整するところ。急に水の量がふえて、微生物(びせいぶつ)がゴミを食べきれなくなるのをふせぐ。
浄水池:きれいになった水をためておくところ。ここで塩素(えんそ)を加えて消毒(しょうどく)する。
送水ポンプで配水池に水を送る:配水池は山の上など高いところにある。高いところにためた水を、低いところにある家に送る。 配水池に水をためておけば、浄水場で事故(じこ)が起きても、断水(だんすい)することなく水を送ることができる。
のんたの画像
水は③急速ろ過器や④緩速ろ過池などのしせつを旅することで、だんだんとキレイになっていくんだね。
時間をかけてゆっくりとキレイにしていくことで、川の水が、安心して飲むことができる水にかわるんだね。
のんたの画像
のん太は、「まだ飲めない水」を「飲める水」に変える
「緩速ろ過池」のしくみが気になりました。
下の資料は、「緩速ろ過池」の中を大きくしたものです。
たくさんの砂やレンガが積み重なって「層(そう)」になっています。
「飲める水」になるまで、いくつの層がありますか?
【資料タイトル】水がキレイになるしくみ 【資料】「飲める水」になるまで
(出典:東広島市水道局HPより引用、一部加工 ※現在はリンク切れ)
「緩速ろ過池」の大きさは、長さ10メートル、幅(はば)25メートルだ。このろ過池が5つある。水は上から下へとゆっくり通っていくんだ。 水は1日に3〜5メートル、つまり1時間に10〜20センチメートルの速度で移動(いどう)していく。
砂の一番上には、ろ過膜(ろかまく)という微生物(びせいぶつ)が作る膜があるよ。
ここを水が通る時、微生物が小さなゴミや大腸菌(だいちょうきん)などのばいきんを食べてくれるんだ。
のんたの画像
緩速ろ過池には6つの層(そう)があるね。
一番下からじゅんばんに、レンガの層(①)、3つの違う大きさの砂利の層(②③④)、砂の層(⑤)、ろ過膜の層(⑥)と積み重なっているね。
この層を通ることで、水は少しずつキレイになっていくよ。
水の旅はとってものんびりしていることにびっくりしたよ。
のんたの画像
雨や川からきた水は、浄水場でキレイになるんだね。
浄水場の中では、とくに「緩速ろ過池」とよばれるしせつが大切なんだ。
ここで「飲めない水」がゆっくりと「飲める水」になるんだな。
のんたの画像
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