②わたしたちが使う水は、
どこからやってくるんだろう?
下のし料は、じゃ口に水がとどくまでの水の旅を表したものです。
【資料】蛇口に水が届くまでの流れ
(出典:総務省『水道事業経営の現状と課題』)
まずは、雨がふって、それをダムという場所でためているんだ。
水はダムから川に流れ出て、川の水は浄水場(じょうすいじょう)にとりこまれる。
その水は配水池にうつって、そして配水管、給水管をたどってわたしたちの家にとどくんだ。
こうして見ると、水がわたしたちの家のじゃ口までやってくる道のりは、本当に長いね!
たしかに、まるで長い旅のようだね!
これからのん太は水の旅の道をたどることにしました。
最初は「浄水場」を見ていきましょう。
雨や川からとりこんだ水は決してキレイな水ではありません。
どうやって飲めるキレイな水になるのでしょうか?
下の資料は、東広島市の水の旅を、吾妻子浄水場を中心に説明したものです。
浄水場では、どのようにして水をキレイにしているのでしょうか?
のん太は、「まだ飲めない水」を「飲める水」に変える
「緩速ろ過池」のしくみが気になりました。
下の資料は、「緩速ろ過池」の中を大きくしたものです。
たくさんの砂やレンガが積み重なって「層(そう)」になっています。
「飲める水」になるまで、いくつの層がありますか?
【資料】「飲める水」になるまで
(出典:東広島市水道局HPより引用、一部加工 ※現在はリンク切れ)
「緩速ろ過池」の大きさは、長さ10メートル、幅(はば)25メートルだ。このろ過池が5つある。水は上から下へとゆっくり通っていくんだ。
水は1日に3〜5メートル、つまり1時間に10〜20センチメートルの速度で移動(いどう)していく。
砂の一番上には、ろ過膜(ろかまく)という微生物(びせいぶつ)が作る膜があるよ。
ここを水が通る時、微生物が小さなゴミや大腸菌(だいちょうきん)などのばいきんを食べてくれるんだ。
緩速ろ過池には6つの層(そう)があるね。
一番下からじゅんばんに、レンガの層(①)、3つの違う大きさの砂利の層(②③④)、砂の層(⑤)、ろ過膜の層(⑥)と積み重なっているね。
この層を通ることで、水は少しずつキレイになっていくよ。
水の旅はとってものんびりしていることにびっくりしたよ。
③へ
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