目次
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新編弘前市史 通史編2(近世1)
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第4章 幕藩体制の動揺と民衆
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第三節 蝦夷地警備と化政期の藩政
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五 司法制度の整備と変遷
(二)刑罰法
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津軽
弘前藩
では、
藩政
の初期から中期にかけて刑事事件に関する一般的な法典はなく、個々の取締令とか、先例などによって臨機の裁判が行われていた。その後、裁判と判決の申し渡しの基準となる刑法書として「
御仕置箇条
」(
弘前
市立図書館蔵牧野家文書)が作成された。これは成立年代が不
明
ではあるが、「
安永律
」の制定直前の過渡的な刑法書の一つである。