二三 松井四郎兵衛留書

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 弘前城下町年寄松井四郎兵衛が、自らの職務遂行上必要なことを私的に書き留めたもの。全部で三巻あり、年代は元禄三年(一六九〇)ころより宝永五年(一七〇八)に至る町方に関する史料が収められている。特に元禄六年から同十年が詳しく、当時の都市の状況や町役人の職掌を知るうえで貴重な史料。青森県立国書館蔵。