目次
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新編弘前市史 通史編3(近世2)
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第8章 藩政期の文化
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第三節 宗教と信仰
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二 寺院
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(四)浄土宗の寺院
西福寺
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西福寺
(さいふくじ)は、「
山崎専称寺並末寺由緒記
」によれば、慶長二年(一五九七)の創建、開山を焉憶とする。「
浄土宗諸寺院縁起
」は、
堀越城
下に創建し、慶長年間(一五九六~一六一四)に
弘前城
下元寺町の
貞昌寺
門内に移ったとする。慶安二年(一六四九)に類焼し、新寺町
貞昌寺
山内へ移った。円空(えんくう)作の十一面観音像・地蔵像の二体(
青森県
重宝)がいつどのようにして寺に入ったかは不明である。