写真145 弘前幼稚園最後の園児11人と保護者・職員(平成9年7月)
最後の卒園生一一人が、声を揃えて言った別れの言葉は「たくさんのお友だちが遊んだ積み木、ブランコ、砂場、みんな大切な宝物でした。とっても楽しかった弘前幼稚園。長い間ありがとうございました。さようなら、さようなら、弘前幼稚園」で、これまでの卒園者四九〇二人を一一人が代表して言った観があった。
閉園を記念して弘前市教育委員会は、元気に遊ぶ園児二人をかたどった弘前出身の彫刻家梅原正夫の「なかよし、こよし」のブロンズ像を、園庭の一隅に建立した。