平成6年(1994)度

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96シーズン目

【ルール】 「21歳未満の試合では7名まで交替できる」と規定された。
【代表】 フィジー代表来日(3勝2敗) 日本代表は、フィジー代表を迎えて5試合行ったが、テストマッチに2連勝して気を吐いた。その他の対戦は22−21日本学生代表、22−9日本A代表、20−9日本A代表。
★1191994.5.8日本代表24−18フィジー代表愛媛県営
★1201994.5.15日本代表20−8フィジー代表国立競技場

香港代表来日(1勝2敗) 香港代表に対して日本代表は22−10で勝利を収め、フィジー戦に続きテストマッチに3連勝した。他に31−10日本U23代表、15−37日本選抜。
★1211994.6.18日本代表22−10香港代表札幌月寒

第14回アジア大会に優勝、RWC出場権を獲得 日本代表は、マレーシアで開催された第14回アジア大会の決勝で、26−11と韓国を下して優勝、アジア地区代表として、第3回南アでのワールドカップの出場権を獲得した。
★1221994.10.30日本代表26−11韓国代表チェラス競技場

トンガ代表来日(1勝2敗) ワールドカップを目指してさらに強化を図るべく、トンガ代表を招聘した。しかし日本代表日本選抜が26−5で勝ったトンガにテストマッチで連敗を喫した。
★1231995.2.11日本代表16−47トンガ代表瑞穂
★1241995.2.19日本代表16−24トンガ代表秩父宮

【選手権】 神戸製鋼7連覇、釜石の記録に並ぶ 第32回日本選手権で神鋼がついに7連覇を達成して釜石の記録に並んだ。それも大東大を102−14という大会史上最多得点のおまけ付きである。だがこの偉大な記録は、順風満帆というわけではなかった。関西社会人リーグで、神戸製鋼ワールドに6−12で敗れて優勝を逃し、連勝記録は71でストップした。また日本選手権7連覇の美酒に酔いしれる間もなく1月17日の阪神・淡路地震により打撃を受け、復興への厳しい試練に立たされた。
【大学】 大学選手権は大東大 第31回大学選手権では、大東大が22−17で明大を破り、6年ぶり3回目の優勝を遂げた。/対抗戦は明大、リーグ戦は大東大が優勝 第65回関東大学対抗戦は明大が9戦全勝で5年連続23回目の優勝、第28回関東大学リーグ戦は大東大が6勝1敗で3年ぶり6回目の優勝を遂げた。/関西は京産大、九州は西南学大が優勝 第66回関西大学リーグ戦では京産大同大が6勝1敗で並んだが、当該校の勝敗で京産大が5年ぶり2回目の優勝を遂げた。第2回九州大学リーグ戦は西南学大が7戦全勝で34年ぶりに九州の王座に返り咲いた。
【社会人】 神戸製鋼7連覇 第47回社会人大会では、神戸製鋼が関西社会人リーグ戦でワールドに苦杯をなめた教訓を生かし危なげなく勝ち進み、決勝では37−14で東芝府中を倒し7年連続7回目の優勝を果たした。/東日本は三洋、東芝府中、関西はワールドの初優勝、西日本日新製鋼 第7回東日本社会人リーグは、三洋電機(2年ぶり5回目[通算15回目])と東芝府中(2年連続2回目[通算3回目])が、6勝1敗で同率優勝。/第37回関西社会人Aリーグは、ワールドが7勝0敗で初優勝。/第23回西日本社会人Aリーグは、日新製鋼が7勝0敗で2年ぶり5回目の優勝。
【地域】 第34回三地域対抗は関西代表が神戸製鋼勢を中心にしたメンバーで3年連続11回目の優勝を飾った。/第49回学生東西対抗は62−26で関東が勝ち40回目の勝利。/第45回朝日招待は九州代表が26−7で大東大を下し18回目の勝利を収めた。
【その他】 地区対抗は白鴎大が初優勝、教育系は静岡大 第45回地区対抗は白鴎大が36−5で徳山大を破り初優勝、第30回教育系大学大会では静岡大が14−10で日本福祉大に勝ち2年連続2回目の優勝を飾った。/高専は久留米工専、高校は相模台工、クラブはイワサキクラブが連覇 第25回高専大会は久留米工専が11−0で都城工専を破り、第74回高校大会では相模台工が27−12で長崎北陽台高に勝ち、第2回クラブ選手権ではイワサキクラブが六甲クラブを25−14で下し、それぞれ連覇を達成した。/国体は成年が兵庫と愛知、少年は東京 第49回愛知国体は名古屋市、豊田市、一宮市で行われ、成年1部では兵庫県(ワールド)が22−17で国体常勝の愛知県(トヨタ自動車)を破って優勝した。2部では愛知県(全愛知)が20−18で大阪府(全大阪)に競り勝ち、少年の部では東京都(全東京)が40−0で愛知県(全愛知)に完勝してそれぞれ優勝した。
【女子】 第2回女子RWC(スコットランド) 第2回女子RWCがスコットランドで行われ、女子日本代表は予選プールでスウェーデンに10−5で勝ち、うれしい初勝利を飾った。アメリカに0−121で予選1勝1敗。カップ1回戦で0−99フランス、シールド準決勝で0−57カナダ、シールド3位決定戦で3−11アイルランドという成績に終わった。
【国際】 神戸製鋼豪州遠征(3勝)。/8月、日本U23代表NZ遠征(2勝3敗)。/高校代表海外遠征 3月に第20回高校日本代表ウエールズ遠征(2勝3敗)を実施した。/英国ハロウ校来日(4勝1分1敗)。