101シーズン目
【日本代表】 第4回パシフィック・リム選手権(4勝1敗で初優勝) 第4回のパシフィック・リムは、新たに日本、アメリカ、カナダ、トンガ、サモア、フィジーの6ヵ国による総当たり制となった。秋のワールドカップに先立って行われたこの大会で、日本はフィジーに敗れたものの、他の4ヵ国に勝って4勝1敗で初優勝を果たしRWCに向けて大きな期待が寄せられた。★153 | 1999.5.1 | ○日本代表 | 23−21 | ●カナダ代表 | 秩父宮 |
★154 | 1999.5.8 | ○日本代表 | 44−17 | ●トンガ代表 | 秩父宮 |
★155 | 1999.5.22 | ○日本代表 | 37−34 | ●サモア代表 | 花園 |
★156 | 1999.6.5 | ●日本代表 | 9−16 | ○フィジー代表 | ラウトカ |
★157 | 1999.6.12 | ○日本代表 | 47−31 | ●アメリカ代表 | ホノルル |
韓国と第1回定期戦(両国とも選抜で対戦) 日本は両国の強化発展を促進するために韓国と毎年対戦することを決めた。初年度はスケジュールが過密で両国とも選抜チームでの対戦となった。
スペイン代表来日 スペイン代表が来日して2試合行い、日本代表は30−7でテストマッチを物にして意気揚がった。スペインは暑さに負けたのか元気がなかった。スペインは日本選抜にも12−71で大敗した。
第4回ラグビーワールドカップ(ウエールズと英仏) ラグビー王国ウエールズ、新装成ったカーディフ・ミレニアムスタジアムを主会場に、英仏各地で行われた第4回ラグビーワールドカップに、4回連続で出場した日本代表は、サモア、ウエールズ、アルゼンチンに3連敗して予選敗退となった。
★159 | 1999.10.3 | ●日本代表 | 9−43 | ○サモア代表 | レクサム |
★160 | 1999.10.9 | ●日本代表 | 15−64 | ○ウエールズ代表 | ミレニアム |
★161 | 1999.10.16 | ●日本代表 | 12−33 | ○アルゼンチン代表 | ミレニアム |
【選手権】 神戸製鋼が5年ぶり日本一 第37回日本選手権大会では、神戸製鋼が決勝でトヨタ自動車を49−20で破り、5年ぶり8回目の日本一に輝いた。大学勢は慶大がNECに29−52、関東学大がトヨタに25−49と食い下がる健闘を見せてくれた。
【大学】 慶大創部100年を飾る大学日本一 第36回大学選手権では慶大が準決勝で同大を25−19、決勝で関東学大を27−7で破り、14年ぶり3回目の優勝を遂げ、絵に描いたような見事なシーズンを締めくくった。上田昭夫監督、高田主将以下慶大フィフティーンの顔がまぶしく輝いていた。/対抗戦は慶大、リーグ戦は関東学大が優勝 第70回関東大学対抗戦はラグビールーツ校慶大が7戦全勝、15年ぶり8回目の優勝で話題を独占した。第33回関東大学リーグ戦は関東学大が6勝1敗で流経大と同率となったが、直接対決の勝利により2年ぶり4回目の優勝。/関西は同大、九州は福岡大が優勝 第71回関西大学リーグ戦は同大が7戦全勝で覇権を奪回、3年ぶり41回目の優勝を飾った。71回の関西大学リーグ戦(昭和38年度までは対抗戦)で41回の優勝を果たした同大の57.7%というものすごい優勝率には、改めて敬意を表さなければならない。第7回九州大学リーグ戦は福岡大が7戦全勝で4連覇。
【社会人】 社会人は神戸製鋼 神戸製鋼が第52回社会人大会決勝で、35−26とワールドとの神戸決戦を制し、5年ぶり8回目の優勝を成し遂げた。/東日本は東芝府中、関西はトヨタ、西日本はサニックスが初優勝 第12回東日本社会人リーグは、東芝府中が6勝1分で2年ぶり5回目[通算6回目]の優勝。/第42回関西社会人Aリーグは、トヨタ自動車が7勝0敗で2年連続14回目の優勝。/第28回西日本社会人Aリーグは、サニックス、九州電力、マツダが6勝1敗で三すくみとなったが、当該チーム間の得失トライ差でサニックスが初優勝。
【地域】 第39回三地域対抗は関西代表が5年ぶり12回目の優勝を果たした。/第54回学生東西対抗は関東が31−22で関西を破った。/第50回朝日招待は九州代表が慶大を38−28で破り勝利を得た。
【その他】 地区対抗は武蔵工大、クラブは六甲が優勝 第50回地区対抗大会は武蔵工大が67−14で仙台大を破って3年ぶり3回目の優勝、第7回のクラブ選手権は六甲クラブが57−33で曼荼羅クラブを下し3年ぶり3回目の優勝を果たした。/高専は宮城工専、高校は東海大仰星が優勝 第30回高専大会は宮城工専が47−7で函館工専を破り2年連続6回目の優勝、第79回高校大会は東海大仰星が31−7で埼工大深谷に勝って感激の初優勝の喜びに浸った。/国体は成年が群馬、少年は大阪が優勝 第54回熊本国体は八代市で行われ、成年の部は群馬県(三洋電機)が40−23で宮城県(全宮城)を下し優勝、少年の部は大阪府(全大阪)が熊本県(全熊本)を58−12で破って優勝した。
【国際】 4月、NZU第8回来日(2勝2敗)。/7月、NZワイカト州代表来日70−32日本選抜(青森)。/6月、関東代表豪州遠征(2勝2敗)。/6月、関西社会人選抜中華台北遠征(1勝)。/第2回日英大学対抗、ケ大1勝2敗 9月、ケ大19−45全関東学大、40−33全同大、21−42全慶大。/高校代表海外遠征 3月に第25回高校日本代表のウエールズ・フランス遠征(1勝4敗)を実施した。