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目次
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第五編 札幌本府の形成
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第三章 殖産興業の扶植
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第四節 金融
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一 開拓使の金融施策
米穀金融
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開拓使
は
白石
と上
手稲
に入植した
開拓使
貫属
士族のために、
用達
為替商
石川正蔵
に米穀利殖をさせている。
白石
・
上手稲村
民は、
開拓使
から前渡し給与米を得ていた。石川はそれを他へ廻して増米をはかる。八年一月に扶助米満期後、村民へ十年十二月まで石川が米預かりの積立利殖分として給米の扶助をする。つまり木村が用いた金の代わりに米を用いようとしたのである。しかし実際にどのように処理されたかは不明である(石川家文書)。