食品加工

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 昆布の製造は大坂で発達し、すでに文化年中から着手されていたが、箱館での刻昆布の製造は嘉永年間に始まったといわれる。ところが開港後はその産額が著しく増加し、万延元年には清国へ輸出したもの21万8,200余斤に達した。また馬鈴薯をもって切干、澱粉および焼酎を製造したことは前述の通りであるが、更に塩は蝦夷地に需要が多かったので、製造を試みたが成功はしなかった。