現在までに判明している名主を番号を付して整理すると次のとおりである。(前松前氏時代)
1 白鳥孫左衛門 白鳥氏第三代か
2 佐藤彦左衛門
寛文九年蝦夷との戦い時、二人のうちいずれかが番所の代官
3 同 忰彦左衛門
4 白鳥孫兵衛
逢坂氏日記では両勤となっている
5 蛯子七左衛門
6 村田治兵衛
7 井田儀右衛門 北海道旧纂図絵では磯右衛門 享保九(一七二四)年実在
8 蛯子七郎右衛門 享保十年より元文四(一七三九)年まで在職
9 青山平七
10 逢坂七兵衛 宝暦四(一七五四)年五月十五日より 明和四(一七六七)年四月二十七日まで
11 白鳥新十郎 宝暦七(一七五七)年六月二十日より 宝暦十三年七月十日まで(逢坂氏日記)
12 平井重右衛門 宝暦十三年九月十三日より安永八(一七七九)年七月十六日まで(逢坂氏日記)
13 榊吉右衛門 明和四年四月二十八日より安永三年七月十四日まで(逢坂氏日記)
14 佐藤半兵衛 安永三年九月四日より安永八年まで(逢坂氏日記)
15 逢坂新五郎 安永八年五月十九日在職 同年八月一日退職
16 白鳥勝右衛門 天明八(一七八八)年在職(北海道旧纂図絵)
17 榊多郎右衛門
18 白鳥九右衛門
19 榊多郎左衛門 寛政八(一七九六)年在職 寛政十(一七九八)年在職
20 村岡清九郎 寛政十年在職