〔昭和の海運〕

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 村を二分した貨物の競争のなかで、渡島汽船(株)の株の出資回収は捗らず、五年余にして昭和二年、函館巴回漕店に合同された。翌三年二月、巴回漕店も解散した。
 昭和五年、函青汽船昭星丸が回航し、昭和一〇年、同船は磯谷から室蘭への航海を広告している。
 
昭和五年一〇月一日    函館新聞
○函館線森
 渡島丸 毎月三日、六日、一〇日、一三日、一六日、二〇日、二三日、二六日、三〇日  午後一二時
     戸井 日浦 尻岸内 古武井 根田内 椴法華 古部 白井川 木直 見日 尾札部 川汲 板木 臼尻 鹿部 森行
 共益丸 同所行
     隔日 午後一二時出帆
○函館日高線
○函館三厩青森線
          渡島汽船(株)
○蔭下海岸定期船
 鉄船 昭星丸 ラジオ備付客船
          函青汽船株式会社