東広島市立図書館/東広島市デジタルアーカイブ
②黒瀬の牧場は牛をどのように
育てているだろう?
黒瀬の牧場の商品には、何があるのでしょうか?
黒瀬牛のステーキ 【資料】黒瀬牛のステーキ
(出典:黒瀬拡商店提供)
黒瀬牛は肉用牛だから、焼肉などで食べるための肉になるんだね。黒瀬牛をあつかう焼肉店「焼肉くろせ」によると、黒瀬牛は「安全・味わいがすっきりしたお肉」らしいよ。おいしそうだな~。
このおいしそうなお肉を作るために、牧場ではどのような仕事が行なわれているのだろう?
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黒瀬牧場で働く平松さんの1日の仕事の様子を見てみましょう。
画像 【資料】平松さんの1日
(注:平松さんはラーメンやさんも営んでいます)
朝から夜までけっこういそがしいね。牛とは関係ない仕事もしているみたいだな。
牛の健康のかくにんを何回してる?どうしてそんなにたくさんするのだろう?
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平松さんにインタビューしておいしいお肉を作る工夫を聞きましょう。
平松さん 【資料】平松さん
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美味しいお肉を作るためにどんなことに気をつけていますか?

平松さん

まずは、安全が大切です。牛が病気にならないように、牛舎(ぎゅうしゃ、牛が住む場所)に入る前に必ず自分を消毒(しょうどく)し、牛舎をきれいにたもつようにしています。

牛舎に入る前の消毒のようす 【資料】牛舎に入る前の消毒のようす
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ほかには、美味しいお肉を作るためにどんな工夫をしていますか?

平松さん

牛に食べさせる飼料(しりょう・エサ)は、とても大切です。黒瀬牧場では、地元黒瀬の「わら」を近所の農家さんにもらってエサにしたり、とうもろこし、米ぬかなど10種類以上をまぜたエサもつくっています。

材料を混ぜて飼料を作っているようす 【資料】材料をまぜて飼料を作っているようす
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最後に、牛にたずさわる仕事をする上で大切なことを教えてください。

平松さん

牛は、食べられるために生まれてきています。わたしは、牛の命と人間の命をつなぐ大切な仕事をしています。なので、牛のウンチなども肥料(ひりょう)として使えるようにするなど、もったいないことはしないようにしています。

牛にとってすごしやすい場所をつくったり、栄養のあるエサをあげていて、牛の健康にはすごく気をつかっているんだね。とくに肉牛は食べられるために育てられているので、安全に気を付けたり、ていねいな世話が必要なんだな。
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