東広島市立図書館/東広島市デジタルアーカイブ
④牧場は地いきの人々とどのように
かかわっているだろう?
2つの牧場は、人々や組しきとどのようにかかわっているのでしょうか?
黒瀬の牧場を見てみましょう。
黒瀬の肉用牛が、焼肉屋さんで食べられるまでにどのような人がかかわっているのかな?下の図を参考にし説明してみよう!
のんたの画像 黒瀬の牛が食べられるまでのルート 【資料】黒瀬の牛が食べられるまでのルート
黒瀬の牛が食べられるまでのルート 【資料】写真① 三次(みよし)市場
黒瀬拡商店(会社の名前)の平松さんは、まず三次市場というところに子牛を買い付けに行くよ。三次市場では、牛の競り(せり)が行われているんだ。競りとは、買い手が集まってモノの値段(ねだん)を競争し、最も高い値段をつけた人が買えるしくみのことだよ。
のんたの画像 黒瀬の牛が食べられるまでのルート 【資料】写真② 牛のウンチからつくられた肥料(ひりょう)
黒瀬の牛が食べられるまでのルート 【資料】写真② 牛のウンチからつくられた肥料(ひりょう)を田んぼにまく
黒瀬の牛が食べられるまでのルート 【資料】写真② 農家さんからもらった「わら」を食べる牛
平松さんは、三次市場で買った牛を、大きくおいしい牛に育て上げます。牛のウンチは、農家の人にあげて、野菜などを育てる肥料(ひりょう)につかってもらうよ。その代わりに、農家の人からは「わら」をもらって牛のエサにしているよ。
のんたの画像 黒瀬の牛が食べられるまでのルート 【資料】写真③ 広島食肉市場
大きく育てた牛の肉は、一度、広島食肉市場というところに売るよ。そこで安全な肉かどうかをチェックしてもらわないといけないんだ。安全と分かった黒瀬牛の肉は、平松さんがまた買いあげて、精肉店や焼肉屋さんで売るんだ。
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子牛を買う→牛を大きく育てる→肉を市場に売る→肉を市場で買う→肉をお店で売る、というながれが分かったかな。このながれでもうけているんだね。焼肉としてお客さんに食べてもらうまでに、牧場以外の人や組しきがたくさん関わっているんだな。
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次に、福富の牧場を見てみましょう。
福富の生乳からできた乳製品がお客さんに食べられるまでどのような人がかかわっているのかな?下の図を参考にしながら説明してみよう!
のんたの画像 福富の牛が食べられるまでのルート 【資料】福富の生乳からできた乳製品が食べられるまでのルート
カドーレ(会社の名前)の上田さんは、牛をどこから買っているかな?上の図を見てみると牛は、どこからも買っていないことが分かるね。
福富の牧場では、メスの牛に子どもを産ませて育てる自家育成(じかいくせい)という方法を取っているよ。
のんたの画像 【資料】写真① 農家さんの「わら」を食べる牛
農家さんのわらをエサにして、ミルクがたくさん出る牛に育てていくんだ。
のんたの画像 【資料】写真② ジェラート屋さん
カドーレでは、牧場でとれた新せんな生乳を使って、ジェラートをつくって売ったり、チーズをつくってレストランで出したりしているよ。お土産屋さんではチーズケーキ、ジェラート屋さんではブラウンミルクソフトが人気だよ。
のんたの画像 【資料】写真③ 広島空港のお店
(2019年12月撮影)
カドーレは、東広島市内のスーパーや広島市内のデパート、空港のお土産屋さんなどでも商品を売って、いろんな人に買ってもらいやすくしているよ。
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子牛を産む→牛を大きく育てる→生乳をとる→乳製品をつくる→牧場にあるレストランやお店で売る→ほかのお店でも売る、というながれが分かったかな。このながれでもうけているんだね。乳製品としてお客さんに食べてもらうまでに、牧場以外の人や組しきがたくさん関わっているんだな。
のんたの画像
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