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目次
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第七編 近代都市札幌の形成
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第九章 さまざまな文化活動
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第二節 演劇・美術・音楽等の活動
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二 美術
エルム会など
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黒百合会
が発足した翌明治四十二年、
長谷川昇
、
工藤三郎
、
上野山清貢
らの青年画家が
エルム画会
を結成し、毎年展覧会を開いた。このほか洋画家
林竹治郎
に指導された札幌中学の
霞会
、
緑星会
、菅原翠洲の指導を得た北海道師範学校の
野馬会
、
北海中学校
の
団栗会
と、青年美術家の
白楊画会
が、大正三年に
札幌連合洋画展覧会
を開催し、大正八年に
三岸好太郎
、
俣野第四郎
らが
アネモネ会
をつくり、同年十一月に展覧会を開いた。こうして札幌の美術活動はこの時期にさかんとなり、大正十四年
北海道美術協会
(道展)結成の大きな柱となった。