一金二万五千両 役所、役宅普請入用 |
一金九万八千両 役所構五稜郭惣堀入用 |
一金二万両 亀田川堀割水門浚堰船入堀並外囲土塁苗木植付其外入用 |
一金一万七百六十両余 備船伺済九艘の内二艘出来、一艘買上、残六艘分並スクーネル船二艘、会所入用諸色小買物其外共 |
一金四万両 五稜郭備筒入用、但し二十四ポンド五十挺 |
一金十万両 弁天岬台場 |
一金四万両 右備筒。但し二十四ポンド五十挺 |
一金四万五千両 築島台場 |
一金一万六千両 右備砲。但し二十四ポンド二十挺 |
一金二万両 沖ノ口台場 |
一金四千両 右備砲。但し二十四ポンド五挺 |
計金四十一万八千七百六十両余 |
安政3年11月10日組頭河津三郎太郎、調役並鈴木孫四郎、下役元締山口顕之進、諸術教授役武田斐三郎らを台場並びに亀田役所土塁普請掛とし、その設計はいずれも斐三郎が和蘭築城書により、苦心研究の結果成ったものであるという。
武田斐三郎