目次
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新編弘前市史 通史編3(近世2)
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第8章 藩政期の文化
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第三節 宗教と信仰
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二 寺院
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(六)曹洞宗の寺院
正伝寺
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正伝寺
(しょうでんじ)は、文禄四年(一五九五)、森山村(現南津軽郡大鰐町)の
庵
で竜岩が薬師像を祀って
いたこ
とに始まる。開山には
耕春院
八世中厳を推し、竜岩は二世となった。「
長勝寺並寺院開山世代調
」、「
曹洞諸寺院縁起志
」、正徳元年(一七一一)の「
寺社領分限帳
」は、「松伝寺」とし、享保十六年(一七三一)の「
津軽一統志
」には「
正伝寺
」とあり、寺号の改称は、正徳元年から享保十六年までの間とみられる。