正伝寺

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正伝寺(しょうでんじ)は、文禄四年(一五九五)、森山村(現南津軽郡大鰐町)ので竜岩が薬師像を祀っていたことに始まる。開山には耕春院八世中厳を推し、竜岩は二世となった。「長勝寺並寺院開山世代調」、「曹洞諸寺院縁起志」、正徳元年(一七一一)の「寺社領分限帳」は、「松伝寺」とし、享保十六年(一七三一)の「津軽一統志」には「正伝寺」とあり、寺号の改称は、正徳元年から享保十六年までの間とみられる。