小学校令と中津軽郡

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小学校令実施で中津軽郡の大半は簡易小学校となり、尋常小学校は数校にすぎなかった。当時中津軽郡に属し、現在弘前市となっている地域の設置状況を挙げる。
  尋常小学校となったもの五校
強行尋常小学校(十六年六月高杉・独狐小学校が合併したもの。現高杉小学校)
富栄尋常小学校(二十年五月鼻和・富栄小学校が合併。現船沢小学校)
致遠尋常小学校(二十年五月藤代・石渡・町田・船水の四校を統合して校名を改称。現致遠小学校)
進修尋常小学校(二十年四月西田・百田・堅田・俵元の四校を統合して校名を改称。現城東小学校)
養正尋常小学校(二十年五月川田・木別を統合して校名を改称。昭和三十五年時敏小学校に統合)
  簡易小学校となったもの二〇校
十腰内簡易小学校(二十年四月、現修斉小学校の前身)
大森簡易小学校(二十年五月、現草薙小学校の前身)
小友簡易小学校(二十年五月、現小友小学校)
鬼沢簡易小学校(二十年四月、現自得小学校)
楢木簡易小学校(二十年四月、翌二十一年三月鬼沢簡易小学校と統合)
三和簡易小学校(二十一年四月、現三和小学校)
笹舘簡易小学校(二十一年四月、一年にして三和簡易小学校と統合)
青女子簡易小学校(二十年三月、現新和小学校)
種市簡易小学校(二十年三月、三十九年に至って青女子小学校と統合)
三省簡易小学校(二十年七月、簡易小学校になった時点で三世寺・中崎小学校を統合して校名を改称。現三省小学校)
外崎簡易小学校(二十年五月、現豊田小学校)
知新簡易小学校(二十年五月、現福村小学校)
新里簡易小学校(二十年五月、昭和二十三年福村小学校と合併)
隆親簡易小学校(二十年五月、現堀越小学校)
簡易小学校(二十一年四月、現千年小学校)
清水森簡易小学校(二十一年四月、大正十二年千年小学校に統合)
大和沢簡易小学校(二十一年三月、現大和沢小学校)
小沢簡易小学校(二十一年四月、現小沢小学校)
青柳簡易小学校(二十年四月、現青柳小学校)
時習簡易小学校(二十年五月、簡易小学校設置と同時にそれまでの国吉の校名を時習に改める。現東目屋小学校)