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第一編 人物誌
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第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄)
(一〇一)石橋良叱
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石橋良叱
は堺今市町の人。
茶湯
を
利休
に學んだ。良叱の子に道古あり、道古の子
長左衞門
に至つて、居を
宿院
に徙した。(數寄者名匠集)良叱は
串指雀
、
釣瓶
、
坂東屋筒
、
蝸牛の花生
、(
堺鑑
下)六十夜舟、
破竹硯
、【所有の名器】
宗易ほり出の茶擔子
備前物筍花缾等の名器を所藏した。(
全堺詳志
卷之下)