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北海道翼賛芸術聯盟の結成

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 昭和十七年十二月十三日、北海道翼賛芸術聯盟が結成され、札幌市公会堂で結成式が行われた。『北海道新聞』(昭17・12・12)の記事によると、会長は東秀彦、副会長樋口卯太郎、理事長三上弘之、理事一二名からなり、機構の中に北海道文学報国会(会長山下秀之助)、北海道美術協会北海道音楽報国会北海道演劇舞踊報国会が設けられ、北海道文学報国会の中に、北海道評論家協会北海道創作家協会北海道詩人協会北海道歌人協会北海道俳句協会などが包含された。『北方文芸』も十八年十月に北海道文学報国会の傘下に入ることを余儀なくされた。この背景には戦局の進行につれて新聞、雑誌の統合を用紙の配分で強化する内閣情報局の規制があった。十九年二月には札幌から刊行されていた『北方文芸』『原稿』『葦牙』『暁雲』の四誌が合併を命ぜられ、同年九月に文芸雑誌『北方圏』が刊行された。