目次
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通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世
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第5章 箱館開港
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第9節 海面埋立と溝渠新設
鶴岡町海面埋立と蓬莱町排水
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松川弁之助
ら以下4筆の埋立地は、元治元年政府が外国人
居留地
の予定で上地を命じ、更に官費をもって若干の地積を埋立てて波止場を築いた。そして一方には
産物会所
用達
杉浦嘉七
、
山田寿兵衛
外1名組合に換地を与えるため、
鶴岡町
の海面5,190余坪を埋築し、また山上町
遊女屋
営業者が
築島
の内に移転する計画で、
松川弁之助
ら組合埋立地の一部を購入したのに対し、その換地を与えるため、大工町地続き
大森浜
通り畑地約2万坪に、排水溝を掘削して石垣を設け、橋を架設した。