鶴岡町海面埋立と蓬莱町排水

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 松川弁之助ら以下4筆の埋立地は、元治元年政府が外国人居留地の予定で上地を命じ、更に官費をもって若干の地積を埋立てて波止場を築いた。そして一方には産物会所用達杉浦嘉七山田寿兵衛外1名組合に換地を与えるため、鶴岡町の海面5,190余坪を埋築し、また山上町遊女屋営業者が築島の内に移転する計画で、松川弁之助ら組合埋立地の一部を購入したのに対し、その換地を与えるため、大工町地続き大森浜通り畑地約2万坪に、排水溝を掘削して石垣を設け、橋を架設した。