目次
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新編弘前市史 通史編2(近世1)
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第1章 統一政権と北奥の動向
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第三節 九戸一揆と肥前名護屋への出陣
二 肥前名護屋での「日本之つき合」
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北奥の
糠部郡
において
九戸一揆
が鎮圧された直後の天正十九年(一五九一)十月、
豊臣秀吉
は
奥羽再仕置
を終えてすでに
奥羽
から帰っていた
浅野長吉
を総
奉行
に任命し、
肥前名護屋
(ひぜんなごや)において築城工事の開始を命じた。この
名護屋城
を拠点として
明
(みん)征服の準備が始められた。