常源寺

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常源寺(じょうげんじ)は、「長勝寺並寺院開山世代調」によれば、永禄六年(一五六三)、開基を為信の父武田守信とし、和徳村(現市内)に創建されたとする。「曹洞諸寺院縁起志」は、三ツ目内村(現南津軽郡大鰐町)の金竜寺の末寺であったが、金竜寺が衰退するに及んで耕春院の末寺になり、慶長年間(一五九六~一六一四)に弘前へ移ったとする。創建には諸説があり、真言宗寺院で熊野・稲荷宮を司っていたのを曹洞宗に改めたとか、和徳讃岐の建立とか、和徳稲荷宮を鎮守としていたとの記載もみられる。