ビューア該当ページ

諸町村の人口

165 ~ 167 / 1147ページ
 表16は各町村の人口の推移を示したものである。七町村の中で大正十一年では、豊平町が一万一二八四人と最も多く、次いで札幌村、白石村琴似村と続き、最も少ないのが篠路村であった。これが五年後の昭和二年には豊平町札幌村に続くのが藻岩村となり、藻岩村の人口急増が著しくなっている。藻岩村は毎年一〇〇〇人規模で増加を続け、四年には一万人を突破し、七年には豊平町を抜いて人口数では第一位を占めるようになる。札幌村も五年には一万人を超え、札幌圏の都市近郊住宅地としての発展ぶりはめざましかったが、その後昭和九年に一部が札幌市に編入となり、農村部のみが残されたので人口は半減をみるようになる。
表-16 町村の戸数・人口
札幌篠路村琴似村手稲村藻岩村豊平町白石村札幌
戸数人口戸数人口戸数人口戸数人口戸数人口戸数人口戸数人口戸数人口
大101,2386,9484562,8391,0266,2686944,4145813,4822,18411,4259396,10328,094116,283
 111,3027,0624832,7761,0156,3447044,5966303,6332,06511,2841,0296,37130,146127,044
 121,3627,5814812,8731,0376,4627394,9627034,0442,04611,2541,0376,40931,976135,459
 131,3287,4194532,8021,0916,8317344,9488154,3052,01610,9861,0456,45733,695144,889
 141,4978,3064412,6051,2506,9667684,3391,0825,6902,16314,0911,1686,84337,102145,065
昭 11,4618,1084112,4291,2727,0857574,2541,2836,7622,01911,6701,2127,10238,592152,339
  21,4688,1474292,5351,2426,9187594,2661,4597,6602,14212,3811,2187,13839,299154,409
  31,5848,7924362,5761,2997,0687744,3501,7179,0142,02111,6811,2767,47740,066156,494
  41,7939,9514422,6121,2907,1857424,1701,91610,0592,02711,7161,4278,36241,489160,281
  51,77610,9434953,0231,4478,4398284,7292,05210,5852,05511,7681,4598,35642,886168,576
  61,77610,1764822,9401,4038,1808374,7802,27611,7442,04711,7541,4748,43143,975173,452
  71,79810,2135003,0351,5078,8068955,2052,53713,1462,03611,6351,6209,24045,294176,390
  81,81811,6475233,1761,5679,4569815,6552,68113,7422,03012,0911,5808,86546,609180,413
  97265,6415383,3131,5969,4931,0666,0612,81114,3412,08813,3241,5908,87947,591188,839
 107544,8335683,4471,6759,7731,1836,6993,16316,7502,34613,8071,7139,60449,425196,541
 117566,1015573,3811,7209,9981,0896,2453,16316,7502,31513,7261,6749,49352,149201,136
 127763,4085663,5531,73210,0381,1936,8803,06315,7262,32015,1481,7379,39953,381204,628
 137743,4335693,4711,74310,1881,3918,2363,11215,6702,34016,0181,7249,19253,443201,561
 147715,3345663,2781,76310,2781,8139,8793,15515,6632,34613,8071,6779,21053,985200,010
 157994,9695653,4611,84210,9902,24711,9443,26917,1642,91217,5521,79210,29353,998206,103
 168775,1185623,3341,96811,2662,28212,8333,58818,8301,85410,42157,040224,729
 178565,1545743,4832,13411,7392,27112,5732,70421,7031,93710,78358,177225,457
 188705,0265753,4772,18111,7252,19111,6854,04522,8732,02611,36159,050226,695
 199165,5216113,6322,25011,8822,21211,5924,02822,0152,33612,11358,917225,842
 201,0005,8077264,2772,71114,7022,39312,5404,20523,2312,71314,67159,626220,139
大10~昭2, 4, 6, 8, 10年は『石狩管内支庁要覧』,その他は『札幌村史』(昭25),『篠路村史』(昭30),『手稲町誌』(昭43),『豊平町史』(昭34),『札幌市史編集資料』より作成。

 昭和十年でみると藻岩村が一万六七五〇人、豊平町が一万三八〇七人と一万人を超え、続く琴似村白石村も一万人に近くなりつつあり、琴似村は十二年に一万人台に乗ることになる。いずれも札幌市と隣接した地域であり、依然として宅地化とベッドタウン化が進んでいたからである。
 十五年には一万七〇〇〇人に達した円山町(昭13・4藻岩村が改称)が札幌市に合併するが、手稲鉱山の発展によって十二年以降急増していた手稲村は、白石村とともに十五年に至り一万人を突破するようになっている。豊平町豊羽鉱山の躍進にともない十五年以降は増加が甚だしく、十七年には二万人を超えるようになる。こうして四町村の人口が増え続けている中で、純農村であった札幌、篠路の両村だけは停滞を続けている状況であった。