目次
/
新編弘前市史 通史編1(自然・原始)
/
第1章 津軽の自然
/
第一節 津軽平野の地形区分
/
二 津軽平野の地形区分
津軽平野
7 ~ 9 / 425ページ
東方の津軽山地と、西方の
岩木火山
および
屏風山
との間には、きわめて低平な
津軽平野
が東西五~一六キロメートル、南北約五〇キロメートルの広がりをもって展開し、平野最奥が
弘前盆地
となっている。図2に示したが、盆地内の弘前から黒石にかけては
台地状
の
開析扇状地
が展開し、藤崎町から五所川原にかけては、後背湿地と
自然堤防
が帯状に分布する
扇状地
性の低地および
氾濫原
として展開している。そして、五所川原から平野北端の
十三湖
にかけては三角州性の低湿地として展開している(
青森県
、一九七〇)。